米国男子ツアー

ミケルソン、全米OP前週は大事を取って出場辞退

2007/06/06 09:00

今週の「スタンフォード・セントジュードクラシック」の優勝候補だったフィル・ミケルソンは、前週に痛めた左手首のケガが完治しないため大会を辞退すると発表した。来週開催の今季メジャー第2弾「全米オープン」に向けて大事を取る形となった。

ミケルソンは2週間前にその全米オープンの舞台「オークモントCC」での練習ラウンド中、ラフからのショットで手首を負傷。翌週の「ザ・メモリアルトーナメント」初日のラウンド途中で棄権したが、重度の負傷ではなく炎症と判断された。

メジャー前週の大会に出場して最終調整することを望んでいたミケルソン。2006年には「ベルサウスクラシック」を優勝してその勢いのままに次週のマスターズで自身2度目のタイトルを獲得している。ミケルソンにとっては不安が残る調整方法になる。

「(スタンフォード・セントジュードクラシックに)出場したかったから、タイミングは良くない。でも骨折やひびなどではないから安心したよ。痛みを抑えられる炎症なので、全米オープンは100%で臨めるだろう」とミケルソン。