ポイントランク1位のザラトリスが故障で途中棄権

◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 3日目(20日)◇ウィルミントンCC（デラウェア州）◇7534yd（パー71）

3アンダーの22位から出たウィル・ザラトリスが、腰痛のため第3ラウンドの途中で棄権した。前半3番（パー5）で第1打を放った直後に痛みが強くなり、ラウンド中にトレーナーの応急処置を受けたが、4番終了後にプレーをやめた。

ザラトリスの代理人は「彼はBMW選手権を棄権して、トレーナーと数日間、炎症を抑えることが最善だと考えた」と明らかにした。

前週の「フェデックスセントジュード選手権」で待望のツアー初勝利を飾った26歳は、フェデックスカップポイントランキング1位で今週のプレーオフ第2戦に臨んでいた。

クラブハウスを去る際には、関係者に肩を支えられて歩いていたという情報もある。次週、初出場するシーズン最終戦「ツアー選手権」（ジョージア州イーストレイクGC）での戦いに影響が出るかもしれない。