2022年 BMW選手権

ギャラリーが球を拾っちゃった…松山英樹の処置を別の目撃者がサポート

2022/08/21 07:48
10番の第2打の処置を競技委員と相談する松山英樹

◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 3日目(20日)◇ウィルミントンCC(デラウェア州)◇7534yd(パー71)

松山英樹のプレー中のボールを来場者が拾い上げるハプニングがあった。後半10番、大きく右に曲げた1Wショットはラフから転がってロープの外へ。まもなく止まろうかという球を来場者が触ってしまった。

男性ギャラリーは周囲から指摘されて球から手を離したが、そのシーンを見ていなかった松山は競技委員と処置を検討。拾わなかった場合に球が止まったと思われるポジションが問題になったところ、シーンを目撃していたボランティアらが「壁(仮設の仕切り)の前の3フィートくらいで止まっていたと思う」と声を挙げた。

その証言をもとに松山は競技委員に指定された位置から、1クラブレングス以内にドロップ。もちろん無罰で2打目を放ち、このホールをパーで終えた。

松山は前日2日目、7番(パー3)をプレー中、素振りをしていたところボールがラフからバンカーに落ちた。同伴競技者だったジョン・ラーム(スペイン)の証言などによってペナルティを免れていた。(デラウェア州ウィルミントン/桂川洋一)

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