出水田大二郎は79位発進 「日本の“激ピン”がかわいい」
2022/06/17 10:09
◇メジャー第3戦◇全米オープン 初日(16日)◇ザ・カントリークラブ(マサチューセッツ州)◇7264yd(パー70)
うねる小さいグリーン、強まる風。ただでさえ厳しいコンディションに、容赦なくグリーンエッジや傾斜の奥に切られたピン位置が、選手たちを手こずらせた。
初めての海外メジャー初日を午後組で迎えた出水田大二郎は2バーディ、5ボギーの「73」でホールアウト。前半は1オーバーで耐えたが、後半で2つ落として79位。「日本の“激ピン”がかわいく感じるくらい、ピン位置が厳しかった。これが、メジャー」とパーオンできなければすぐにボギーが出る状況を振り返った。
前半13番からの3ホールはパーオンできず3連続ボギー。16番をパーで終えたところで「地に足がついてきた」とやっと気持ちが落ち着いた。
後半はチャンスにつける回数が増えるも、決められず。2ボギーで回って、3オーバーで終えた。ホールアウトは午後8時ごろで、「難しかったですね」と話す顔には疲れがにじんだ。
第2ラウンドは午前組。「最低限、あしたにつながるゴルフはできた。あしたも我慢をして、チャンスが来たらしっかり獲れるように頑張りたい」と切り替えた。(マサチューセッツ州ブルックライン/谷口愛純)