“平成の怪物”のゴルフ愛がスゴイ！ 松坂大輔氏が全米オープン観戦

◇メジャー第3戦◇全米オープン 初日（16日）◇ザ・カントリークラブ(マサチューセッツ州)◇7264yd（パー70）

「5番、やっぱりワンオン狙いか…」。早朝スタートの松山英樹、ロリー・マキロイ（北アイルランド）、ザンダー・シャウフェレ組を囲む観客に混じって、野球界のスターがアップダウンの激しいコースを楽しそうに歩いていた。

「せっかく（地元）ボストンで試合をやっているので、観に来ました」と元メジャーリーガーの松坂大輔氏。5月には国内男子ツアーの「ゴルフパートナーPRO-AM トーナメント」で競技デビューを果たすほどの腕前で、海外メジャーを見ながら「見るより、やっぱりやりたくなりますね」と笑う。

PGAツアー観戦は久しぶりだが、以前は「ソニーオープンinハワイ」なども観に行っていたそう。「この会場、98年にライダーカップもやっていたんですよね」と大会に関する知識もスラスラ出てくる。

ドライビングレンジではフィル・ミケルソンらの練習もじっくり観察。朝は松山組につきながら、午前組スタートの杉山知靖らのプレーも観て回った。「杉山選手、バンカーからナイスセーブをしていました。午後もほかの日本人選手を見に行ってみたいと思います」と、元気にコースを歩いて行った。（マサチューセッツ州ブルックライン／谷口愛純）