【GDO EYE】最強のタイガー&ストリッカー組を破るのは!?
2009/10/10 12:45
「ザ・プレジデンツカップ」2日目を終え、ここまでの成績を振り返ってみると、米国選抜が6.5ポイントで国際選抜が5.5ポイント。その差は僅かに1ポイントと勝負はまだどう転ぶか分からない。
この日も一時は、米国選抜が5試合でリードして、国際選抜のリードは石川組の1試合だけだったが、E.エルス&M.ウィア組が残り3ホールで逆転し、V.シン&T.クラーク組は、最終18番のクラークのイーグルパットが、フックラインを描きながらカップの左端から転がり落ちるというきわどい勝利をもぎ取って、両チームが3ポイントずつを加算した。
個人別に見てみると、2戦全勝は米国選抜のZ.ジョンソン、P.ミケルソン、S.ストリッカー、T.ウッズと、国際選抜のE.エルス、V.シンの計6人。ウッズとストリッカーは2試合とも同じペアで戦っており、6&4、5&3と相手を圧倒している。米国選抜キャプテンのフレッド・カプルスは、「彼らが望む限り、何度でも何度でも同じ組でプレーさせる」と宣言。「ストリッカーは彼らが偉大なフォアボールチームだと考えており、タイガーは偉大なフォアサムチームだと考えている」と説明を付け加えた。
その言葉通り、明日の午前も同組となった二人。彼らはM.ウィア&T.クラーク組とフォアサムマッチで対決する。明日の10時に発表される午後のフォアボールマッチでも、同組でプレーする可能性の高いタイガーとストリッカー。この組を破るのが石川遼&Y.E.ヤン組だとしたら、とても原稿が書きやすいのだが(笑)、その為にはまずは明日の午前の試合で石川組が勝利することが最低条件と言えるだろう。(編集部:今岡涼太)