2009年 ザ・プレジデンツカップ

ノーマン、私生活には触れず

2009/10/08 12:13
腕を吊りながらも、その痛みは感じさせない存在感のグレッグ・ノーマン

「ザ・プレジデンツカップ」で国際選抜チームのキャプテンを務めるグレッグ・ノーマンだが、つい先日飛び込んできたのは、再婚した元テニスプレーヤーのクリス・エバートとの別れ話。一部報道では離婚とも伝えられていたが、こちらでは「separate(別れ、別居)」という言葉を使っており、今は「divorce(離婚)」に向かっている状態のようだ。

当然の事ながらマスコミの関心も高く、火曜日に行われた国際選抜チームの第一回目の記者会見での最初の質問が、同じオーストラリア出身のジェフ・オギルビーに対して、「チーム内で彼の別れ話はどう話されているのか?」というもの。

会見場は微妙な空気に包まれ、オギルビーも一瞬むっとしたような表情を浮かべたが、「今日一日でそのことについて聞いたのは、あなたの質問が初めてだ」と切り返す。「だから、それは全く関係ない。・・・・・いや、それは嘘」。オギルビーは続ける。「最初に聞いたのは、彼が朝早くここに来たときで、彼は何故みんながゴルフトーナメントのことではなく、そのことばかり話しているのか、不思議がっていた」と締めくくった。

その後も、事あるごとにノーマン本人に対してもその話題が振られるのだが、ノーマンはプライベートについては一切語らない。先週の水曜日(30日)に行った右肩の手術の為に、今週は腕を吊っているノーマン。望まないことが重なっている時期だが、この試合で厄払いして欲しいと願うファンは多いはずだ。

2009年 ザ・プレジデンツカップ