松山英樹も復活のウッズに感銘「すごいカムバック。スーパースター」
2022/04/09 12:01
◇メジャー第1戦◇マスターズ 2日目(8日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72)
ディフェンディングチャンピオンとしての重圧は、予選ラウンドで「あまりなかった」と言う。「前の組がタイガーだったので、ギャラリーがみんなそっちに行った」と松山英樹。その表情は苦笑いでもあり、喜びの笑顔でもあった。
昨年2月の自動車事故から1年2カ月。右足の粉砕骨折などの大けがを負ったタイガー・ウッズは過去5勝を誇る今大会で電撃的に復活した。1アンダー10位の初日から「74」で通算1オーバー19位に後退しても決勝ラウンド進出には十分だった。
ホアキン・ニーマン(チリ)とルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ/2日目は棄権)を引き連れた初日からウッズの周辺は、各ホールでパトロンが列をなした。
松山らはその後を追って2日間ラウンド。「メジャーで前後の組で回るのは、たぶん初めてだったと思う。あらためてすごい人気だなと思うし、カムバックの仕方もすごい。アメリカの中でも世界的なスーパースターだなと思います」と目を輝かせた。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)