2022年 マスターズ

ディフェンディングチャンピオン松山英樹の公式会見/一問一答

2022/04/06 05:39
公式会見に臨む松山英樹(提供:Augusta National Golf Club)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報(5日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72)

ディフェンディングチャンピオンの松山英樹が開幕2日前に公式会見に出席した。首痛のため4週ぶりに出場した前週「バレロテキサスオープン」では2日目の前半を終えて途中棄権。けがの状態については「少ししっかり振れるようになった。このまま痛みがなくなれば」と前向きに話した。

―前年王者としてマスターズに帰ってきて
「去年ここで勝った後にZOZOチャンピオンシップとソニーオープンで優勝することができて、とてもいい一年が過ぎたと思う。ただ、ここ最近はうまく行っていなくて、心配なところはありますけど、良いプレーをしたいなと思います」

―首の故障状況は
「初めて痛くなったのは『アーノルド・パーマー招待』の2日目の朝だった。そこから思うように回復せずに、(前週)月、火と練習ができたが、水曜日から痛みが強くなった。きょうはさっき(会見前)まで練習をしていた。そこで少ししっかり振れるようになった。このまま痛みがなくなればなと思う」

―米国のゴルフと日本のゴルフスタイルに違いはあるか
「国民性の違いもあると思うが、同じゴルフをやっている。あまり関係ないのかなと思います」

―11番ホールの改造について
「ティショットで右側(のエリア)が広くなった。去年の第3ラウンドのところ(林の中)までは行かないと思うが、右に曲がっても(今年は)フェアウェイなのであまり関係ないのではと思います」

―けが以外のゴルフの状態
「(最近)フルショットをしていなかったので正直、どういう状態なのか自分も把握しきれていない状況。でも、そんなに暗い感じで僕は思っていない。きょうの残り、雨が降る前の時間と、あしたを有効に使っていきたいと思います」

―今夜のチャンピオンズディナーについて
「英語が喋れないので、どういう雰囲気なのか分からないですけど楽しみです」

―この1年の一番の思い出は
「スタート前に『マスターズチャンピオン』と(各試合で)言われること。先週(の試合)が最後で、寂しい思いがした。でも、また勝てばそう言われると思うので頑張りたい」

―マスターズ優勝がもたらした日本のゴルフ界、若手への影響は
「金谷(拓実)も中島(啓太)くんも、アジアアマチュアに勝って(自分と)同じような道をたどっていると思う。彼らは彼らなりの思いがあってゴルフをしていると思う。僕も歴代のプロゴルファーの人たちを見て育った。僕もその一人になれたらうれしいし、マスターズチャンピオンとして認識されることも多くなったと思うのでうれしい」

―前日は金谷、中島との練習ラウンド中の会話は
「彼らはあんまりしゃべらないので僕が話しかけている感じでした。何か気づいたことがあったら答えたりした。もう少し会話をしたかったなと思いました(笑)」

―小さい頃からのヒーローは誰
「タイガー(ウッズ)」

―昨年の最終日、18番ホールでの気持ちは
「18番のセカンドショットがバンカーに入ったので、ちゃんと(3打目で)のっけられるか…それしか考えていなかったです」

―マスターズチャンピオンとしてオーガスタでの歓迎について
「毎ホール、ティイングエリアに行くと拍手をしてくれる。そこは今までと違う印象を受けました」

―グリーンジャケットはクリーニングに出したか
「クリーニングに出そうと思ったんですけど、なくすと大変なので出していないです(笑)。何回着たか? 僕はそんなに着ていなくて、見ているだけでしたね。もっと着ておけば良かったなと思っています」

―優勝しても感情を表に出さないスタイル
「ロングパットやチップインが入るとガッツポーズが出るけれど、あまり(自分は)長いパットが入ることがない。(ガッツポーズを)出しづらい状況です」

―去年の優勝はZOZOチャンピオンシップ、ソニーオープンに影響したか
「去年ここで優勝することができて、その自信がZOZOやソニーにつながったと思っている。今年もその自信を持って頑張りたいと思っています」

―アマチュアで初出場したときは言葉数が少なかったが
「あまり変わってないんじゃないかなと思っている。10年前がそんなにひどいと思っていなかった(笑)」

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