2022年 ソニーオープンinハワイ

星野陸也&石過功一郎はグリーンでもがき予選落ち 今後の予定は?

2022/01/16 07:28
グリーンの「芝目」に苦しめられた一戦となった

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 2日目(14日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

星野陸也は3バーディ、3ボギーの「70」でプレーし、通算イーブンパーの118位。週末へのボーダーラインを超えることはできずに2022年の初戦が終わった。この日は「伸ばさないといけない」というプレッシャーがあり、「初日に少しでも伸ばしておくべきだった」と悔やんだ。

2番でボギーを先行しながらもすかさず3番でバウンスバックを決めたが、7番の4m、8番の2.5mのチャンスを生かせず、2オンした9番のパー5では3.5mのイーグルパットを外してのバーディとなった。パターに悩みを抱えていたわけではなく「ちょっとしたラインの読みだったり、タッチかな」

2アンダーで折り返した後半は「ギリギリ」を狙って攻めのショットを多用した結果が、2つのボギーとなった。「自信はあったんですけど、だめでした。ショットは良い感じに保てているので、あとはうまくスコアをつくる流れに持っていけるように」と振り返った。

次週は日本ツアーとアジアンツアーの共同主管競技となる「SMBCシンガポールオープン」(20日~/セントーサGC)に出場する。ビザが発給されずに大会に出場できない選手が出てきているが、星野はすでに取得しており、予定通りに試合に臨む。その後はサウジアラビアへと移動する。「世界ランキングが上がればまた海外に行けるので、行ける試合あれば出て行く。世界ランクを上げるのが目標です」と次なる照準を定める。

最後は18番で4mのバーディパットを沈めてガッツポーズ。笑顔を見せた

星野と同じく悔しい表情で、石過功一郎はクラブハウスに戻ってきた。今大会がプロ初戦で「学びの場にしよう」と臨んだが、通算3オーバーでホールアウト。第2ラウンドのパーオン率は14/18(77.78%)でグリーンには乗せていたが、「いいパットを打っていたけど最後(のカップ周りで)きれちゃって。タッチが合わなくて、外してタップインパーだった」と打ち明けた。

「日本も好きだけど、世界最高峰の舞台で戦えるのが一番。2日間しか回れてないけど、課題がはっきり出たと思うので直して、来月にまた縁あってマンデー(予選会)に行くつもりなのでそれに向けてですね」。現時点では「ウェイストマネジメントフェニックスOP」(2月10日~/アリゾナ州)、「ザ・ホンダクラシック」(同24日~/フロリダ州)、「プエルトリコオープン」(3月3日~)の予選会に挑戦するという。

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