2021年 ツアー選手権

ジョン・ラームが初のPGA年間最優秀選手賞&バードン・トロフィー賞

2021/09/08 09:12
最終戦「ツアー選手権」を2位で締めくくったジョン・ラーム

今年6月のメジャー「全米オープン」を制したジョン・ラームが、全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)の年間最優秀選手賞と、年間最少平均ストロークを記録した選手に贈られるバードン・トロフィーを受賞した。PGAオブ・アメリカが8日、発表した。

年間最優秀選手賞は、トーナメントの勝利数、賞金、平均スコアなどを加味したポイント制で決まる。世界ランキング1位のラームは、前週の最終戦「ツアー選手権」で2位フィニッシュ。キャリア最高の合計75ポイントを獲得し、ブライソン・デシャンボーを5ポイント上回った。ラームの同賞受賞は初めて。

また、ラームはツアー22試合で優勝を含む15回のトップ10入りを果たし、平均スコア「69.3」でバードン・トロフィーも獲得した。ダスティン・ジョンソンが「69.619」、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)が「69.714」、デシャンボーが「69.728」で続いた。

バードン・トロフィー賞は、英国の伝説的ゴルファー、ハリー・バードンに敬意を表してPGAオブ・アメリカが命名。PGAツアーが共催または指定する大会の60ラウンド以上の出場が同賞の条件となっている。

ラームは、パトリック・カントレー、デシャンボー、コリン・モリカワハリス・イングリッシュとともに、ツアーメンバーの投票で決まるPGAツアーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーの最終候補者にも選ばれている。

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