「ZOZOチャンピオンシップ」が2年ぶり日本開催へ PGAツアートップ明言

10月21日開幕のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」が2年ぶりに千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブで開催される見通しとなった。

2020－21年シーズン最終戦「ツアー選手権」開幕前の31日（火）にジェイ・モナハン・コミッショナーが会見。「2021年のZOZOチャンピオンシップは、予定通り10月にアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブで開催する予定です。ZOZOは素晴らしいパートナーであり、我々は秋のイベントを成功させるために政府、地元自治体と定期的に連絡を取り合っています。東京オリンピックでのゴルフ競技の成功と安全性は、（日本での開催に）自信を与えてくれるものでした」と語った。

日本でのPGAツアー初開催となった19年大会はタイガー・ウッズが故サム・スニードに並ぶツアー最多の82勝目を挙げ、松山英樹が2位に入った。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で米カリフォルニア州シャーウッドCCに舞台を移して行われ、パトリック・カントレーが制した。

モナハン氏は「ZOZO」翌週に中国で開催予定だった世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」が2年連続で中止となることも発表。

それに伴い、「HSBC」と同週の裏開催大会「バミューダ選手権」（バミューダ諸島・ポートロイヤルGC）が“格上げ”される。優勝者に付与されるフェデックスカップポイントが300ptから500ptになり、賞金額も増額するとした。