米国男子ツアー

ジョン・デーリーがUSGAと“闘争”のミケルソンを支持

2021/09/01 13:45
元祖飛ばし屋のジョン・デーリー(写真は2017年JAL選手権)

プロゴルフ界の元祖飛ばし屋でメジャー2勝のジョン・デーリーが、全米ゴルフ協会(USGA)による1Wシャフトの長さ規制(48インチ→46インチ)施行に関するフィル・ミケルソンのツイッターに反応。自身のツイートでミケルソンの“規制反対”を支持した上で、新たに一石を投じた。

ミケルソンは前週の「BMW選手権」2日目(8月27日)に「USGAが近々ドライバーの(シャフトの)長さを46インチに戻すとのことだけど、馬鹿げた話だと思う」とツイート。“ウワサ”を拡散した。

これを受け、デーリーは「ブラザー、あなたの意見に全面的に同意する」とした上で、「なぜゴルフ界で最も安価に作られているもの、つまりゴルフボールを変えないのか? 常識がない!」とつづった。

I totally agree with you brother but why don’t they just change the cheapest thing made in golf……the #golfball #bringthegolfballback NO common sense! https://t.co/3K9pAR0Qv9

— John Daly (@PGA_JohnDaly) 2021年8月29日

デーリーは1990年代に初めて平均飛距離300yd超えを達成した屈指の飛ばし屋。2018年「全米シニアオープン」でひざ痛のために要望したカート使用を拒否されるなど、USGAに対して不満を抱いているとされる。いずれにしても、ゴルフ界の大物も、規制に注目していることは間違いないようだ。