米国男子ツアー

ウッズの2002年製の予備パター 過去最高の4300万円で落札

2021/08/30 11:38
2002年「全米プロ」でのウッズ。落札されたのはスペアのパター

タイガー・ウッズが2002年シーズンに愛用していたスコッティキャメロンのバックアップ用のパターが39万3000ドル(約4300万円)で落札された。

今月12日に米国の「ゴールデンエイジ・ゴルフ・オークション」のサイトに出品され、2万5000ドル(約275万円)からスタート。26件の入札があり、29日に締め切られた。米ゴルダイジェストによると、これまで落札されたクラブの中で最も高額という。

ゴールデンエイジの説明書きによると、ウッズの2002年製パター、ニューポート2は「過去18年以上を極東、中東、ヨーロッパで過ごしてきた」。トウ側に「T.W.」、ヒール付近に「Scotty Cameron」と縦に刻印されている。「メジャー15勝のうち14勝を挙げたパターではないが、タイガーの絶頂期にスコッティがタイガーのために製作したもの」

昨年9月に行われた同様のオークションでは、2001年製のウッズの予備パターが15万4928ドル(約1700万円)で落札されたが、同サイトの共同設立者で自身もゴルフ記念品コレクターであるライアン・キャリー氏は「投資対象としても注目されている高級記念品の価格がこの1年で急騰していることを考えると、前回の落札価格は今となってはお買い得感がある」と話している。