東京五輪開幕 星野、畑岡、稲見らが手を振って入場
東京五輪の開幕式が23日に行われ、日本代表選手の畑岡奈紗、稲見萌寧、星野陸也が出席した。白いジャケット、赤いパンツにマスク姿で、手を振りながら肩を並べて入団した。それぞれ3人は、開幕に向けて日本オリンピック委員会(JOC)を通じてコメントを寄せている。
■ 星野陸也
「ずっと目標にしていたオリンピックの舞台に立つことができ、大変うれしく思っています。メダルの獲得に向けて最高のパフォーマンスを発揮できるよう、万全なコンディションを整えて挑みたいと思います」
■ 畑岡奈紗
「子どもの頃から憧れていたオリンピックの舞台に出場できる喜びと、日の丸を背負うことの責任を感じています。出るからにはもちろん金メダルが目標です。ゴルフがオリンピック競技になると知った時から出場したいと思っていましたし、そのオリンピックで最高のパフォーマンスをお見せすることができように体調に気を付けて過ごしていきます。得意のアイアンで勝負どころのショットは逃げずに打っていきたいです。最後の1 打まで分からない、攻めのプレーを楽しんで欲しいです」
■ 稲見萌寧
「日本で開催される特別なオリンピックなので、プレーできることが非常に楽しみです。いつも応援して下さるたくさんの人に感謝しながら、見ている人が楽しくなるようなプレーができるように、しっかりとやるべきことをやって本番を迎えたいと思います」
東京五輪は21日にソフトボールなど一部の競技が先駆けてスタートしており、8月8日まで実施される。ゴルフ競技は男子が7月29日から8月1日、女子は8月4日から8月7日、いずれも霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)で行われる。
五輪でのゴルフ競技は2016年のリオデジャネイロ大会で112年ぶりに正式種目に復帰。同大会では日本代表選手として池田勇太、片山晋呉、野村敏京、大山志保が出場した。