【GDO EYE】「全米プロ」で国内ツアーの賞金王争いに大変動!?
2009/08/15 13:28
3度目の海外メジャー挑戦となる「全米プロゴルフ選手権」で、見事に自身初となる予選突破を果たした石川遼。タイガー・ウッズの独走など、強烈なインパクトのある見出しが躍る中、密かに日本ツアーの賞金王争いに影響しそうな事象も起きている。
国内男子のツアーメンバーであるブレンダン・ジョーンズが今大会に出場しており、タイガーに次ぐ2位タイで予選を突破。現在、海外獲得賞金を含んだ賞金ランキングにおいて3位につけるブレンダンが、多額の獲得賞金を手にする可能性が高いのだ。
優勝賞金は135万ドル(約12,800万円)と、日本ツアーの4~5倍の規模。10位でも約1,700万円を獲得できるなど、大会の規模と比例して獲得賞金額も非常に大きい。国内ツアーで賞金ランキング首位を走る片山晋呉とブレンダンとの差は、約1,350万円差。今大会で、国内ツアーの賞金ランキングに大変動を起きることも大いに考えられる。
そして、これは同ランキングで約400万円差の2位につける石川にとっても同じこと。現在、石川は国内ツアーのみの加算賞金額でトップに立っているが、今週は片山が予選落ちを喫している現状、決勝ラウンドで浮上すれば十分にひっくり返る範囲内。賞金王争いに関しても、目の離さない週末となりそうだ。(編集部:塚田達也)