2021年 ウェルズファーゴ選手権

Uターン9位のデシャンボー「目標は世界1位と五輪出場」

2021/05/10 11:02
話題に事欠かないデシャンボー(Maddie Meyer/Getty Images)

◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 最終日(9日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7521yd(パー71)

予選落ちと早とちりして自宅のあるテキサス州ダラスに戻り、空路Uターンして決勝ラウンドに臨んだブライソン・デシャンボー。カットライン上の64位から最終成績を9位で終え、「間違いなく戻ってきた価値があった」と結果には納得の様子だ。

「(ダラスから)午前2時45分の飛行機に乗ったときから、できればトップ10に入り、世界ランキングを上げていきたいと思っていた。復帰できたことに満足している。もちろん目標は世界ランク1位になることだし、オリンピックにも出たいので、正しい方向に進んでいきたい」

世界ランキングに基づき、米国男子は4人が五輪に出場できるが、その代表争いはし烈。世界1位のダスティン・ジョンソンが辞退し、最新ランキングでデシャンボーは4位でジャスティン・トーマス(2位)に次ぐ2番手に浮上。5位ザンダー・シャウフェレ、6位コリン・モリカワ、8位パトリック・リードが続く。デシャンボーにとって今大会で残した成績の意味は大きかった。

久々にギャラリーの前でプレーし、大会を通じたドライビングディスタンスで331ydをかっ飛ばして度肝を抜いた。決勝ラウンドは2日連続「68」の好スコア。「昨日は自分がここにいないように感じたこともあったが、そのおかげでいいプレーができた。(Uターンして2日連続「68」は)もっといいプレーができたかもしれないし、もっと悪いプレーになったかもしれない。それは後付けの話で、自分にも分からない」

4月のメジャー「マスターズ」以来の出場で、「トーナメントを開催して多くのチャリティ活動を行っている人たちを失望させたくなかった。それが非常に重要なこと」と話し、成績だけでなく、Uターンでかかった費用以上の価値を強調した。

2週後には今年2戦目のメジャー「全米プロゴルフ選手権」(5月20日開幕/サウスカロライナ州キアワアイランドゴルフリゾート)を控える。「ここ数カ月間は、ボールの初速を上げてまっすぐ飛ぶようにするにはどうしたらいいかを研究している」という科学者は、「新鮮な気持ちで臨めば素晴らしいショットが打てるような気がする」と、昨年9月の「全米オープン」に続くメジャータイトル獲得へ向けて意欲をのぞかせた。

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