これぞ“サヨナラホールインワン” ガルシアがグループ突破決める
◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ マッチプレー 3日目(26日)◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)
4人で総当たり戦を行うグループリーグは、トップの選手が勝ち点で並んだ場合、サドンデス方式のプレーオフで決勝トーナメントに進出する各組1位を決める。グループ8のセルヒオ・ガルシア(スペイン)はなんとホールインワンで決着をつけた。
ガルシアはこの日の第3マッチでマット・ウォレスに3&2で敗れ、リー・ウェストウッド(ともにイングランド)との2勝1敗同士のプレーオフに。迎えた4ホール目、西日に向かって放たれた17番(パー3)でのティショットはピン奥1mからカップに吸い込まれた。
THAT JUST HAPPENED!@TheSergioGarcia makes a walk-off hole-in-one to advance to the Round of 16. pic.twitter.com/FSbzaytTx8
— PGA TOUR (@PGATOUR) 2021年3月26日
「本当になんて言ったらいいか分からない」と驚くばかり。この日は左足に痛みが出て、ウォレスとのマッチの最中に痛み止めを飲むほどだった。「もちろんすごくうれしい。でもなんだかリーには申し訳ない気持ち。でも、どちらかが負けなくてはいけなかった」。41歳と47歳。ともに「ライダーカップ」のチームメートとして鳴らした間柄ともあって、喜びにも様々な感情が入り混じった。
ウェストウッドは試合後、自身のツイッター@WestwoodLeeで「いやあ、28年ツアーにいてすべてを見てきたと思っていたけど、そんなことなかった」と勝者をたたえていた。(テキサス州オースティン/桂川洋一)
Well , 28 years on tour and I thought I’d seen everything. I hadn’t! 🤣🤣🤣
— Lee Westwood (@WestwoodLee) 2021年3月26日