ワースト記録ストップのケプカ「僕らはエンターテイナー」
2021/02/06 18:07
◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 2日目(5日)◇TPCスコッツデール (アリゾナ州)◇7261yd(パー71)
昨年12月の「マヤコバクラシック」から年をまたいで3試合連続予選落ちを喫していたブルックス・ケプカが「66」で首位と4打差の通算8アンダー8位につけ、不本意なキャリアワースト記録をストップした。
「結果が全てじゃないこともある。自分の調子は100%。あとはスコアを出すだけ」と繰り返すが、2018―19年シーズンの予選落ちは勝利数(3勝)よりも少ないわずか1試合だった。復活は道半ばだ。
今週から1Wをテーラーメイド SIM2 ドライバーにスイッチ。「気に入らなければ、バッグに入れてないよ」と踏み込まなかったものの、前半6番では350ydをかっ飛ばして3連続バーディにつなげた。
注目度が跳ね上がるメジャーの大舞台で強さを発揮してきた男にとって、5000人限定とはいえギャラリーが帰ってきたコースでテンションも上がる。
「結局、僕らはエンターテイナーだ。プライベートで弟や父、仲間と一緒にラウンドしても下手なプレーをしてしまう。エネルギーが必要だ。バーディが出れば燃えるし、ボギーならすぐに獲り返したくなる」とスイッチが切り替わった様子。
6年前には初優勝を飾った大会でもある。「久しぶりに勝ちたくて、ウズウズしているよ」と闘志を隠さなかった。