米国男子ツアー

「プレジデンツカップ」2026年は名門メダイナCC開催

2020/12/12 11:55
2019年12月の「プレジデンツカップ」を制した米国メンバーとPGAツアー最高責任者のジェイ・モナハン氏(Daniel Pockett/Getty Images)

世界選抜(欧州を除く)と米国選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」の2026年大会がイリノイ州シカゴ近郊のメダイナCCで開催されることが決まった。PGAツアーが11日に発表した。

2年に1度の対抗戦の次回大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年から22年に延期となった。米国のホームで行われる22年はノースカロライナ州のクエイルホロークラブ、次の24年はカナダのロイヤルモントリオールGCで行われることが決まっている。

直近では2019年のプレーオフシリーズ「BMW選手権」を開催したメダイナCCは、過去3回の「全米オープン」、いずれもタイガー・ウッズが制した2回の「全米プロ」をはじめ、数々のビッグトーナメントの舞台となった名門コース。欧州選抜と米国選抜の対抗戦「ライダーカップ」も2012年に行われている。

PGAツアーの最高責任者、ジェイ・モナハン氏は「プレジデンツカップの重要性が高まる中、大都市シカゴで、そして長い歴史を誇るメダイナCCで世界最高峰のスポーツイベントのひとつでもある本大会を開催できることを楽しみにしている」と盛り上がりに期待を寄せた。

1994年の初回大会から2019年までの通算成績で、世界選抜は1勝1分け11敗。2019年にオーストラリアのロイヤルメルボルンGCで行われた前回大会まで、日本勢は松山英樹が13年から4大会連続出場を果たした。