2020年 マスターズ

“めまい”に苦しむデシャンボー 新型コロナ検査は陰性

2020/11/15 03:49
期待とは裏腹に苦戦が続くブライソン・デシャンボー (Patrick Smith/Getty Images)

◇海外メジャー◇マスターズ 3日目(14日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)

メジャー連勝へ優勝候補筆頭に推す声もあったブライソン・デシャンボーは、通算イーブンパー50位タイとカットライン上でなんとか予選を通過した。

6ホールを持ち越した第2ラウンド再開から13番(パー5)、14番と連続バーディ。16番(パー3)も獲って勢いを取り戻したかに見えたが、上がり2ホールは連続ボギーフィニッシュとなった。2日がかりの18ホールは7バーディを奪った一方で6ボギー。前日3番ででは1Wショットを左に曲げ、痛恨のロストボールからトリプルボギーも喫した。

第2ラウンドのプレーを終えると、12日(木)の夜から体調不良に悩まされていたことを明かした。「きのうはほとんど大丈夫だったけど、2日前の夜からめまいがしていたんだ。前かがみになって立ち上がるたびに、ふらつくような感じ。感覚が鈍っていて、100%ではなかった」。サポートスタッフとともにあらためて新型コロナの検査も受け、全員陰性だったという。

「めまいがして、胃が痛い。初めてのことだよ。オフには血液検査を受けたりして、原因を究明しないといけない」。苦しみながら予選通過を決めた朝も体調は万全ではなかった様子。「すべてをコントロールすることはできない」と悔しさをにじませた。

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