世界1位の勝利なら18年ぶり ダスティン・ジョンソンに死角なし?
2020/11/14 13:48
◇海外メジャー◇マスターズ 2日目(13日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)
世界ランク1位のダスティン・ジョンソンは2日目、第1ラウンドの残り9ホールと第2ラウンドの合わせて27ホールを消化し、通算9アンダーの暫定首位。初のグリーンジャケットに向けて、好位置で大会を折り返した。
この日は朝4時過ぎのアラームで目を覚ました。前日は10番のティショットを打ち終えたところで日没となり、早朝の再開は2打目から。バックナインで4バーディを奪って第1ラウンドを「65」として首位に立つと、10番から出た第2ラウンドも「70」とスコアを伸ばした。
「マスターズ」は出場した直近4大会すべてで、トップ10入りを果たしている。昨年は優勝したタイガー・ウッズと1打差2位。さらに、8月の「全米プロ」から出場した6試合では優勝2回、2位3回、6位1回という安定ぶり。新型コロナウイルス感染後の復帰戦となった前週「ビビント ヒューストンオープン」も、松山英樹と並ぶ2位で終えた。
「週末はパー5をもう少しうまくプレーしたいけど、それ以外は特に改善すべきところはない」と手応えもばっちりだ。
世界ランキング1位の座にいる選手が「マスターズ」で優勝したのは、直近では2002年のウッズまでさかのぼる。ジョンソンが勝てば、18年ぶりとなる。「コースは十分柔らかいので(週末も)攻撃的にピンを攻めて、今のようなスイングをしていきたい。現在の位置には満足しているよ」と最多アンダーパー記録(-18)更新も視野に入れ、週末に挑んでいく。