2020年 マスターズ

今平周吾1オーバー 予選通過へ23ホールの長丁場に

2020/11/13 11:50
今平周吾は5ホール残し1オーバー(提供:August National Golf Club)

◇海外メジャー◇マスターズ 初日(12日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)

2年連続2回目の出場となる今平周吾は1オーバーで日没サスペンデッドとなり、5ホールを2日目に持ち越した。

10番スタートから、まず難しい3ホールでパーを並べた。10番、11番とセカンドショットでしっかりグリーンを捉えて2パット。12番(パー3)は、奥のエッジからパターで転がしたバーディトライがわずかに届かなかった。

最初のピンチは“アーメンコーナー”の出口となる13番(パー5)。つま先上がりのフェアウェイから打ったセカンドショットがグリーン右のクリークに直接入って水しぶきを上げたものの、4打目のアプローチを60㎝につけて切り抜けた。

15番(パー5)ではピン左15mに2オンして2パットでバーディが先行。16番(パー3)もピン右1.8mにつけたが、バーディパットはカップ左フチに蹴られた。チャンスを逃した後の17番でセカンドショットをミス。尾根越えの長いファーストパットが5m近くオーバーし、ボギーをたたいた。

後半は350ydと短いパー4の3番で1Wショットが右の松林へ。砲台グリーンの手前からとなった3打目のアプローチを乗せられず、2つ目のボギーをたたいた。

9月の「全米オープン」で、自身メジャー8試合目にして初の予選通過を果たした。「アメリカでのいいイメージがつかめてきた」と、ひそかに手応えも得て臨む静寂の大舞台。23ホールの長丁場となる2日目は巻き返しが求められる。

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