2020年 ビビント ヒューストンオープン

17ホール目で初バーディ 小平智は忍耐のムービングデー

2020/11/08 09:27
小平智のムービングデーは悩ましい展開となった(Maddie Meyer/Getty Images)

◇米国男子◇ビビント ヒューストンオープン 3日目(7日)◇メモリアルパークGC(テキサス州)◇7432yd(パー70)

21位から出た小平智は1バーディ、3ボギーの「72」と苦しみ、通算1オーバー34位に後退した。

出だし2ホール連続で、グリーサイドのバンカーからしぶとくパーを拾う展開。「バーディチャンスになかなかつかず、グリーンにも乗らなかったので、耐えるゴルフになってしまった」と振り返ったように、4番では2mのパーパットをねじ込み、5番がこの日初めてのパーオンとなった。

3パットした8番(パー5)でボギーが先行。後半に入っても10番、12番と寄せワンのパーでしのぐプレーが続く中、14番、2オンを狙って池に入れた16番(パー5)とボギーを重ねた。

前日70%を超えていたパーオン率は44.44%に低下した。唯一のバーディは17番。セカンドショットを4mにつけて獲ったが、「1つでも減らせたのは良かったですけど、もうちょっと早く来てくれたら…」と表情は晴れない。

トップ10とは5打差に踏みとどまり、上位浮上の望みもまだまだ残っている最終日。「伸ばせるだけ伸ばしたい」と悔しさをぶつける。

2020年 ビビント ヒューストンオープン