池ポチャ2発から250ydをカップイン 「ツアー史に残るパーセーブ」
2020/07/25 12:06
◇米国男子◇3Mオープン◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd(パー71)
ベ・サンムン(韓国)が250ydから直接入れた初日18番の“パー”が話題になっている。
右ドッグレッグのパー5はこの日、実測596yd。フェアウェイ右サイドからグリーン手前にかけて池が広がっている。ベはティショットを池に入れ、ドロップ後の3打目も池へ。しかし、再度ドロップした250ydの第5打が直接カップインした。
PGAツアーのデジタルニュース担当のマイク・マクアリスター氏は「250ydからのパーは(1打ごとに飛距離や場所を測定する)ショットリンクが始まって以来の記録だ。2011年のRBCヘリテージでスティーブン・ボーディッチが176ydからパーを獲ったのが以前の最長」とTwitterに投稿した。
ツアーは公式サイトに『最も長いパーのショット』としてベスト5を掲載。さらに、ショットリンクを開始する2003年以前にフレッド・カプルスが「ザ・プレーヤーズ選手権」で、TPCソーグラスの名物ホール・浮島グリーンの17番(パー3)でティショットを池に落としながら、再びティから打ち直しカップに入れたパーを紹介した。
英GolfMagicは『ツアー史に残るパーセーブ』と見出しで、ベのプレーを報じた。
初日4オーバーで終えたべは2日目も「71」と巻き返せず、予選落ちした。