2020年 3Mオープン

「イチゴパフェみたい」好調フィナウはキャディ起用コーチの日焼けに大爆笑

2020/07/25 11:30
初日はそれほど日焼けしていなかったのだが…(Stacy Revere/Getty Images)

◇米国男子◇3Mオープン 2日目(24日)◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd(パー71)

トニー・フィナウは思い出し笑いをこらえきれなかった。「赤くなった部分と白いままの部分とでイチゴパフェみたいになってたんだ。彼のことを『ストロベリーアンドクリーム』って呼ぶことにしたよ」といたずらっぽく言った。

最高気温30℃を超え、強い夏の日差しが降り注いだ第2ラウンド。1イーグル4バーディ、1ボギーの「66」で首位と1打差の通算11アンダー3位タイをキープしたフィナウの好プレー以上に注目を集めたのが、キャディのボイド・サマーヘイズ氏だった。

2014-15年のルーキーシーズンからともに戦ってきたグレッグ・ボーディン氏との関係を前週限りで解消。スイングコーチのサマーヘイズ氏が急きょ短パン姿でバッグを担いでいるが、予選ラウンド2日間でその足は真っ赤に日焼けし、テレビ中継でもプレーの合間に比較画像が出てくるほど。ラウンド後のツイッターで再びいじったフィナウは「今日も毎ホール、ずっと笑っていたよ」と振り返る。

そんなリラックスムードも、本業の好調ぶりがあってこそ。長年の友人という間柄もあり、「彼は7年以上僕のプレーを見てきて、僕のゲームを知り尽くしている。より近く(ロープ内)で見てもらっている今週、(キャディ起用が)有益だと証明している」と全幅の信頼を口にする。

後半、586ydの12番(パー5)ではティショットを4Iでフェアウェイに刻み、3Iで2オンに成功してバーディを奪うなど、状況に応じて自慢の飛距離を巧みにコントロール。フェデックスカップランキングでは過去2シーズン連続トップ10入りと安定して好成績を残す一方、優勝は2016年「プエルトリコオープン」のみ。前週も首位で折り返しながら逃した2勝目をつかみにいく。

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