2020年 3Mオープン

自主的に検査で判明 マレーがPGAツアー7人目の陽性

2020/07/21 18:01
グレイソン・マレーは新型コロナ感染でPGAツアーを欠場する(Stan Badz/PGA TOUR via Getty Images)

ツアー1勝のグレイソン・マレーが20日、新型コロナウイルスの検査で陽性判定されたためエントリーしていた23日開幕の「3Mオープン」(ミネソタ州TPCツインシティーズ)を欠場することを明らかにした。

2週前の「ワークデイ・チャリティオープン」を2日目に棄権していたマレーはSNSで状況を説明。前週「ザ・メモリアルトーナメント」は出場せず、「3Mオープン」に向かう予定だったが、「金曜日から片頭痛、鼻水、嗅覚と味覚の違和感が始まった」。移動を取りやめ、知り合いに連絡して自主的に検査を受けたという。

新型コロナウイルスの陽性反応を示したPGAツアー選手はこれで7人目。マレーは直近の試合でジム・フューリックジム・ハーマンと同組でプレーしており、「僕と接触して症状がある人はぜひ検査を受けてほしい」と書き込んだ。「ツアーのガイドラインに沿ってコースに戻ってきたい」ともつづり、自宅で隔離生活を送って回復を待つ。

ウイルス検査は無症状が続いても、しばらく陰性判定が出ないケースもあり、ツアーは2週前から米国疾病予防管理センター(CDC)の職場復帰に関する基準を満たす選手の出場を許可している。

前週も陽性判定が続いていたデニー・マッカーシーディラン・フリッテリ(南アフリカ)、ハリス・イングリッシュが出場(マッカーシーは大会期間中に陰性と判定)。3人とも「3Mオープン」にエントリーした。

2020年 3Mオープン