無観客なのに歓声…自宅の即席スタンドは“儲かる”のか?
2020/06/14 14:36
◇米国男子◇チャールズ・シュワブチャレンジ 3日目(13日)◇コロニアルCC(テキサス州)◇7209yd(パー70)
無観客開催で3カ月ぶりに再開した米ツアーだが、歓声のこだまする場面がある。ゴルフウィークの電子版によると、会場近くの住民が知人向けに観戦スタンドを作ったり、自宅のベランダから声援を送ったりしているという。
米国では、ゴルフ場内にある自宅からの観戦を楽しめる試合も一般的だ。報道によれば、15番グリーンと16番ティに隣接する自宅付近の駐車場に自前のスタンド席を用意したのは、ショーン・パットさん。数十万円をかけ、2日間で完成させた。
大会2日目にはソーシャルディスタンスを保ちながら、約100人が観戦。テレビや仮設トイレ、送風機が設置され、ドリンクなどが提供された。入場料が必要だったのかは分かっておらず、目的が“営利”なのか“慈善”なのかははっきりしない。
また、自前の“アナウンサー”の声がコースに届くようにした。9kgの増量が話題になったブライソン・デシャンボーが16番ティに登場すると、プロレスの実況風に「体重350ポンド(158kg)~」と紹介した。デシャンボーは手を挙げて応じ「面白かった。応援されるのは楽しいね」と話していた。