米国男子ツアー

自身の主催試合で2位タイ発進も、悔しさを滲ませるタイガー

2007/12/14 19:10

タイガー・ウッズが主催する、年末恒例のチャリティゴルフイベント「ターゲット・ワールド・チャレンジ」の初日は、ジム・フューリックが単独首位に立った。タイガーは2ヵ月半の休み明けとは思えないほど快調にスコアを伸ばしていたが、最終ホールでつまずき、ダブルボギーを叩いてしまった。

タイガー・ウッズ
「まず、ティーショットは酷いプッシュアウトでした。セカンドでグリーンを狙いましたが、わずかに引っ掛けてしまい、ハザードにつかまった後、ボギーパットまで引っ掛けてしまいました。」

記者
「シーズンオフの非公式戦とはいえ、あなたが怒りを隠せない理由は、長い休み明けに調子が出なかったからではなく、2008年に向けて不甲斐ないプレーをしたくなかったからですか?」

タイガー・ウッズ
「腹が立って当り前ですよ。最終ホールにダブルボギーを叩いて、いいラウンドを台無しにしたわけですからね。それに、後半、2つのパー5でピッチ・ショットをミスしなければ、楽に7アンダーをマークできたはずです。」

タイガーがこの大会の初日に60台で回ったのは、9度目の出場にして7度目のこと。本人は69にガッカリした様子だったが、首位と1打差の2位タイは上々の滑り出し。大会4勝目への視界は、はっきりと開けている。