ウッズVSミケルソンの寄付総額は1000万ドル プライドをかけた“世紀の再戦”

長年のライバル、タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンによる“世紀の再戦”が24日に米フロリダ州ホープサウンドにあるウッズのホームコース、メダリストGCで行われる。ウッズはペイトン・マニング、ミケルソンはトム・ブレイディとそれぞれ全米フットボールリーグ（NFL）のスーパースターとタッグを組むダブルス戦「Capital One’s The Match: Champions for Charity」の概要をおさらいする。

【フォーマット】
・前半9ホールはフォアボール（ベストボール）方式（それぞれのボールでプレーし、良い方のスコアを採用）。アマチュアの2人には、指定されたパー3、パー4、パー5に1ストロークずつの3ストロークのハンディキャップが与えられる。後半9ホールはオルタネート方式（1つのボールを交互に打つ）。
・さらなる慈善基金の調達のため、ラウンド中にホールマッチ以外の戦いも追加される見込み。
・引き分けの場合は、100～125ydほどのエキストラホールをオルタネート方式でプレーして勝敗を決める。

【特別ルール】
・キャディはつかず、距離測定器が使用可能（勾配及び標高測定機能の使用は不可）。
・ショートパンツ（短パン）着用を認める以外はPGAツアーのトーナメント規則に準じる服装でプレーする。

マッチを通じ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために最前線で働く医療従事者、影響を受けた中小企業の救済のため総額1000万ドル（約10億7600万円）の寄付を行う。

米国のTNT、TBS、truTV、HLN、カナダのHLNで米国東部時間24日午後3時から放送。CNNインターナショナルで世界中に放送される。解説として、メダリストGCのメンバーであり、ウッズのスパーリングパートナーを務めるなど親交が深い世界ランキング4位ジャスティン・トーマスも加わる予定だ。