「全米オープン」は予定通り6月18日開幕 USGAが声明
2020/03/14 19:00
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4月上旬までの米国男子ツアー(PGAツアー)5試合の中止、メジャー初戦「マスターズ」の延期(時期未定)が続々と発表される中、米国ゴルフ協会(USGA)は「全米オープン」(6月18日~/ウイングドフットGC)を含め、4月下旬から9月まで続く主催大会のスケジュールに現時点で変更はないと明言した。
現地時間13日、ホームページに声明を掲載。「すべての情報を注視しており、スタッフ、選手、役員、ボランティア、観客を含むUSGAコミュニティの健康と安全に引き続き注力していく」と強調した上で「今日、このスケジュールを変更する決定はない」とつづった。
協会内に設立した特別チームがアメリカ疾病予防管理センター(CDC)と世界保健機関(WHO)と連携して警戒にあたり、「予選を含め、関係者やチャンピオンシップに直接的な影響がある場合はあらためて行動を起こす」と対応策も示した。
また、米ゴルフダイジェスト電子版によると、「全米プロゴルフ選手権」(5月14日~/TPCハーディングパーク)を主催する全米プロゴルフ協会(PGA)は現地時間12日時点で開催予定に変更はないとコメント。
「ゴルフウィーク」は、PGAツアーの中でも「マスターズ」翌週の「RBCヘリテージ」(4月16日~/ハーバータウンGL)、「ロケットモーゲージ・クラシック」(5月28日~/デトロイトGC)、「ザ・メモリアルトーナメント」(6月4日~/ミュアフィールドビレッジGC)の3試合は大会サイドがスケジュール変更を予定していないと発表したと報じた。