TPCソーグラスの設計者 ピート・ダイ氏が死去
2020/01/10 11:36
米ツアーの旗艦大会「ザ・プレーヤーズ選手権」の舞台・TPCソーグラス(フロリダ州)などを設計したピート・ダイ氏が9日、死去した。94歳だった。
米ツアーによれば、アマチュアゴルファーだったダイ氏は30代半ばに保険会社から設計家に転身。昨年死去した元トップアマの妻・アリスさんとともに「RBCヘリテージ」会場のハーバータウンGL(サウスカロライナ州)や「全米プロゴルフ選手権」が3回開催されたウィスリングストレイツ (ウィスコンシン州)などを設計した。
バンカーや池を効果的に配置した戦略性の高さが設計コースの特徴。TPCソーグラスの17番(パー3)、浮島グリーンはツアーを象徴するホールのひとつとされており、2008年には世界ゴルフ殿堂入りを果たした。