アンソニー・キムの独占インタビュー
タイガーに続く大物、そんな声も聞かれるアンソニー・キムは今週、ニュージーランドでキウィ・チャレンジに出場する。
-1年前と比べてどのように変ったか?
アンソニー・キム
「ええ、確かに予想以上にいいシーズンになりましたし、ルーキーだった年よりも、はるかに良いプレーができたことで、さまざまなイベントに出られることを嬉しく思います。実際ゴルフをやめたいと思ったこともありました。毎週20位で終わりたくない、賞金がもらえる予選通過だけを目標に戦うのは嫌だと思っていたのです。自分もそれでは恥ずかしいし、自分を高く評価してくれた周りの人達も落胆させていると感じるようになりました。結局、もう一度挑戦することに決めましたが、優勝できなければ、転職、そこまで行っていましたね」。
-ライダーカップのシングルスマッチで先陣を切ることをいつ知らされたか?
アンソニー・キム
「おそらく今までで最も重要なラウンドだったと思います。そして、そんな試合で勝てると思える自信があってラッキーでした。ガルシアとの戦いは臨むところでしたし、彼が過去アメリカが舞台だった“ライダーカップ”で見せた強さに負けない、いいプレーがしたいと思っていました。私は私なりにチームの士気を高めたかったですし、大会前から、私の若さがもたらすエネルギーが武器になるといわれていましたから、それを証明したいと思っていました」。
-タイガーの存在について
アンソニー・キム
「タイガーが私の人生にどれだけ影響を与えたか、言葉では表せません。タイガーがいたからゴルファーになったわけですが、私も誰かの人生を変えることができたらいいなと思っています」。
-毎週タイガーと優勝争いできるのは、自分だと思うか?
アンソニー・キム
「そうなれないと言い切る理由が見つかりません。私は何に対しても負けず嫌いですし、トップにいることこそ全て。そう思わなかったらゴルフはしていません」。
-次なる目標はメジャー制覇?
アンソニー・キム
「今は、すべての大会が自分にとってのメジャーです。今週はキウィ・チャレンジで優勝を目指します」。