2019年 ヒューストンオープン

長年の相棒とお別れ ステンソンの新たな3Wは?

2019/10/12 15:03
2011年モデルの3Wに別れを告げたステンソン(Stuart Franklin/Getty Images)※撮影は2019年「スカンジナビア招待」

1Wを握らず、主にフェアウェイウッドでティショットを打つスタイルで知られる2016年「全英オープン」覇者のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が、長年使用してきた3Wに別れを告げたことを9日、自身のSNSで明かした。

PGAツアーの公式ページによると、9月の欧州ツアー「BMW PGA選手権」の大会前日に、愛用していた2011年発売の『キャロウェイDIABLO Octane』3Wのフェース面が陥没していることに気づいたそう。

これまで2016年、17年と過去2度にわたって消耗を理由に交換を強いられたが、いずれも同モデルのクラブを使い続けてきたという。その理由について「もし最終日最終ホールで優勝争いをしている時、2日前に手に入れたものを使うより、5000発打ったモデルのほうが良いと思うはずだ」と持論を展開した。

一方で、「ずっと前から、新しい技術が良いことは分かってはいた」と今季の米国ツアーの自身初戦となる今週「ヒューストンオープン」で、『キャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ』の3Wを試しているとし、新たな相棒探しに向けて一歩を踏み出したようだ。

果たして、長くステンソンを支えてきたクラブに変わる武器を見つけることはできるだろうか?

Rest easy, 3-wood. 😭 https://t.co/ZgldhZKMuj

— Henrik Stenson (@henrikstenson) 2019年10月9日

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