2019年 セーフウェイオープン

「目標は最終戦」 小平智は勝負の3年目

2019/09/26 12:40
勝負の3年目に挑む小平智

◇米国男子◇セーフウェイオープン 事前(25日)◇シルバラードリゾート&スパ ノース(カリフォルニア州)◇7166yd(パー72)

2018年「RBCヘリテージ」優勝で得たシード権は、今シーズンが最終年。昨シーズンの自身最終戦となった「ウィンダム選手権」から約2カ月を経て、小平智にとって勝負の3年目が幕を開ける。

日本での2試合をはさみながら、久しぶりの長いオフをじっくりと準備期間に充ててきた。「この2年くらい、オフというオフがあまりなかったけど、この2カ月は良い休養が取れました。トレーニングもやって、ケアもしてきた。身体の調子は絶好調です」と充実した表情をみせた。

来年のシード権を得られるフェデックスカップランク125位以内は「最低限の目標」という。「コースも去年ちゃんと見てきたつもりなので、戦えるところ、戦えないところも一昨年より明確に持っている。優勝争いもしたいし、最終戦のツアー選手権まで行きたい」と、目標はフェデックスカップランク上位30人しか出場できないアトランタでの最終戦だ。

フェデックスカップの年間レースを優位に戦うためには、年が明ける前のこの時期にポイントを稼いでおくことが重要になる。「僕もそう思う」と、今週、来週の2連戦で調子を上げ、「日本オープン」(10月17日開幕)、「ZOZOチャンピオンシップ」(同24日開幕)と続く日本での大舞台にまずは照準をあわせていく。

「いままでアメリカにいたなかでは、一番気持ちよくゴルフをできている感じがします」と手応えはある。「ここは距離もそこまで長くないし、コースも狭くて、(自分に)向いているのかなと思う。コースのイメージとしては悪くないです」と新シーズンの弾みをつけたいところだ。(カリフォルニア州ナパ/今岡涼太)

並んで練習する松山英樹と小平智
どうだ!?
プロアマ戦のとあるホールでは、ラッパーが歌いながらプロとアマを紹介

2019年 セーフウェイオープン