2019年 WGCフェデックス セントジュード招待

今平周吾は「全英」からフライト遅延 ドタバタの開幕前日入り

2019/07/25 08:28
開幕前日にコース入りした今平周吾。18ホールの事前ラウンドを行った

◇世界選手権シリーズ◇WGCフェデックス セントジュード招待 事前(24日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7237yd(パー70)

今季2試合目の世界ゴルフ選手権(WGC)に出場する今平周吾は、予選落ちした前週「全英オープン」からのフライト遅延が重なる不運に見舞われ、開幕前日の24日(水)にコース入り。事前ラウンドはこの日の18ホールに限られた中で、初日を迎える。

22日(月)に英国ヒースロー空港から米国に向けて飛ぶ便が、2時間半ほど遅延。さらにニューヨークからの乗り継ぎ便が悪天候のため、欠航した。一泊の滞在を強いられ、翌23日(火)午後5時にようやくヒューストン経由の便に搭乗。当地メンフィスのホテルに落ち着いたのは、日をまたいだ深夜1時過ぎだった。

「まず1ラウンドして、不安があればもう1ラウンド」という当初のプランは崩れた。大雨のニューヨークでは外出もできず、「ホテルのジムで体を動かしていた」とモヤモヤしながら一日を過ごしたという。

せめてもの救いは、今大会はプロアマがなく開幕前日もラウンド可能だったこと。午前10時から18ホールを回り、ホールアウト後もドライビングレンジで調整を重ねた。「コースは木が多くて狙いどころが分かりやすいし、意外と覚えやすかった」としながらも、「フェアウェイが狭いし、グリーン周りも落ちどころによっては難しい」と警戒ポイントは多い。「もうちょっと細かいところも確認したかった」というのが正直なところだ。

それでも、ティタイムは予定通りにやってくる。初日はビリー・ホーシェルジャスティン・ハーディング(南アフリカ)と同組で午後0時15分にスタートする。「全体的に、そんなにトリッキーなホールは少ない。ロングホールも2オンできるのでしっかり獲っていきたいし、一日一日アンダーパーで回っていきたい」と目標を掲げ、64人のエリートゴルファーが集う予選落ちのない4日間大会に臨む。(テネシー州メンフィス/塚田達也)

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