比嘉真美子が海外メジャーで再確認した「ゴルフの楽しさ」
2019/04/06 14:00
◇米国女子メジャー◇ANAインスピレーション 2日目(5日)◇ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)◇6834yd(パー72)
大会初出場の比嘉真美子は2日目に1バーディ、4ボギーの3オーバー「75」。通算7オーバーとして、カットラインには2打届かなかった。
「勝負どころで良いパットが決まらないことが多かった。悪い流れを断ち切るホール、良い流れを作るホールが、今週はゼロに近いくらいだった」と、グリーン上で粘りきれなかったことを悔しがった。
「かみ合ったら戦えるという手応えも、雰囲気だけだけどあったし、逆に全然力不足だなという面もあった。まだレベルアップするためにやれることがたくさんあると思うと、来週以降、逆に楽しくなるんじゃないかと思う」
海外メジャーは昨年の「全英」以来。今年はすでに「全米」「全英」の出場権を確保しており、「自分を高めるためのチャレンジの年にしたい」と積極的に海外メジャーに挑戦することを明言している。
「日本は“まっすぐ飛ばすこと”が良いスコアを出すための大きな要因。海外だと曲げたり、高さをコントロールしたり、ショットからアプローチまでバリュエーションを最大限に活用しないと上位に行けない。視野が広がったし、同時にいっそうゴルフの楽しさを感じられた」と比嘉は言う。
次週はさっそく国内ツアーに参戦する。日本にいるといつの間にか忘れてしまう“遊び心”をいつまでも感じていたい。(カリフォルニア州ランチョミラージュ/今岡涼太)