母国での優勝を目指す畑岡奈紗「応援が力になる」
2018/11/02 17:32
◇米国女子◇TOTOジャパンクラシック 初日(2日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6659yd(パー72)
初日をトップ10以内で終えた14選手のうち、日本勢は畑岡奈紗、小祝さくら、永峰咲希の3選手だけ。最上位につけたのが、7バーディ、1ボギーの6アンダー「66」で2位につけた、米ツアーを主戦場とする畑岡だ。
「9番が(3パットで)もったいなかったけど、全体的には大きなミスもなく、すごく安定していた」という。17番(パー5)で7mを沈め、最終18番(パー5)は3打目をピンそば20cmにつける2連続バーディで締めくくり、「4アンダーが目標だったので、きょう1日の目標はクリアできた」と満足そうにうなずいた。
今季の米女子ツアーでは、地元選手の活躍が続いている。3週前の「KEB・ハナバンク選手権」(韓国)では地元のチョン・インジが2年ぶりのツアー優勝を果たしたばかり。8月「カナディアンパシフィック女子オープン」(カナダ)ではブルック・ヘンダーソン、「全英リコー女子オープン」(イングランド)ではジョージア・ホールが母国優勝を飾っている。
「やっぱり母国の言葉で応援されると、すごく力になる」と畑岡はいう。9月の「日本女子オープン」ではユ・ソヨン(韓国)に競り負けて2位に終わった悔しさもある。「日本開催なので、海外の選手が勝つよりは、日本の選手が勝った方が盛り上がる。自分の中ではリベンジという意味も含めて、あと2日がすごく大事になる」と、強い言葉に想いを込めた。(滋賀県大津市/今岡涼太)