2018年 LPGAボルヴィック選手権

78ホールぶりのボギー 好調・畑岡奈紗の“記録”

2018/05/26 10:24
78ホールぶりのボギーをたたいたが、畑岡奈紗は単独トップに立った(Leon HalipGetty Images)

◇米国女子◇LPGAボルヴィック選手権 2日目(25日)◇トラビスポイントCC(ミシガン州)◇6734yd(パー72)

通算9アンダーの単独トップに立った畑岡奈紗は前半13番のボギーで、ツアーで78ホールぶりにスコアを落とした。2試合前に出場した米ツアー「LPGAメディヒール選手権」(4月)最終ラウンドの後半16番でボギーをたたいて以降、77ホールでパー以上を並べていた。

今大会の第1ラウンドはボギーなしの「67」。プレーオフ負けで2位になった前週の「キングスミル選手権」は54ホール(荒天のため3日間競技に短縮)でボギーなし。プレーオフでは1ホール目がバーディ、勝敗が決した2ホール目ではパーパットを打っていない。

この日のホールアウト後、畑岡は「(ボギーを)打ちそうで打たないのがずっと続いていたから、きょう(ボギーを)打っちゃったときは少し悔しかった」と振り返った。

日本ツアーを含めると、「LPGAメディヒール選手権」の後に出場した国内メジャー「ワールドレディス サロンパス杯」最終ラウンドの後半12番で、最後のボギーをたたいた。日米を通算すると、連続ボギーなしは81ホールに及んだ(※プレーオフは除く)。ちなみに、2015年に申ジエ(韓国)が更新した国内ツアーの連続ボギーなし記録は81ホール。米ツアーの記録は確認できていない。

好調を維持する19歳は、念願のツアー初優勝に向け「ここ最近は特に自分らしいプレーができている」と話した。

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