ぶっちぎりの強さ!パク・ソンヒョンが5試合残して新人賞
2017/10/19 12:00
今季から米国女子ツアーにフル参戦する世界ランキング2位のパク・ソンヒョン(韓国)が、シーズン5試合を残して2017年のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)を確定させた。全米女子プロゴルフ協会(LPGA)が18日に発表した。
パクは米ツアー初優勝を7月「全米女子オープン」のメジャーで飾り大ブレイク。8月「カナディアンパシフィック女子オープン」で2勝目とした今季の獲得賞金は200万ドルを突破し、賞金タイトル争いでも1位に立っている。LPGAによると、シーズンの自身初戦から7カ月13日での200万ドル突破はツアー史上最速だという。
ポイントで競うルーキー・オブ・ザ・イヤー争いでは独走を続け、前週「KEB・ハナバンク選手権」(2位)を終えた時点で2位のエンジェル・インと798ポイント差。残り5試合で2位以下の選手がパクを上回る可能性がなくなり、早々とタイトルを確定させた。
パクはノンメンバーだった2016年に「全米女子オープン」で3位、「エビアン選手権」で2位に入るなど活躍。ノンメンバーが翌シーズンの出場権を獲得できる「賞金ランク40位相当」の条件を満たし、17年の米ツアーカードを手にした。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルは1962年から制定され、日本人では1990年に小林浩美(現・日本女子プロゴルフ協会会長)が獲得した。