メジャーで初の最終日最終組も…上原彩子は4つ落として落胆

◇海外女子メジャー◇エビアン選手権 最終日(17日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6470yd(パー71)

自身初となるメジャー大会の最終日最終組から出た上原彩子は、上がり6ホールで4つスコアを落とす「75」で回り、通算4アンダーの10位タイ。「緊張というよりも、かみ合わなかった」と、メジャーでのツアー初優勝を逃して落胆した。

一時は首位に並んだが、勝負どころのサンデーバックナインで失速した。13番で3パットのボギーとすると、14番（パー3）は会心だと思った当たりが、グリーンを大きくオーバーして痛恨のダブルボギー。「まだ残りがあるし、そこでチャンスを作って…」と切り替えたが、思い通りにはいかなかった。

「良いショットなのに番手ミスがあったり、良いパットを打っても入ってくれなかったり。ちょっと残念でした」と上原。「スコアも落としているので良くなかったけど、良い経験になった。次に生かしたい」と、シーズン終盤のアジアスイングでのリベンジを誓った。（フランス・エビアン／今岡涼太）