2015年 ピュアシルク バハマLPGA

宮里美香は1打で暗転 暫定32位に後退

2015/02/08 11:33
フィニッシュを崩した前半9番の2打目は、池につかまり痛恨のダボ。暫定32位に後退した宮里美香

米国女子ツアー「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」の3日目は、第2ラウンドの残りに引き続き、午後1時15分から第3ラウンドがスタート。通算5アンダー11位タイから出た宮里美香は日没によりホールアウトできず、後半12番を終えた時点で2バーディ、1ボギー、1ダブルボギー。通算4アンダーの暫定32位に後退した。

「何ていうのかな・・・本当にむかつく」。苦笑いを交えながら鬱憤を吐き出した。

午後2時43分に1番からティオフした前半は、2日目までの流れのまま首位に迫るプレーだった。チャンスを惜しくも逃し続けながらも、約120ydからの2打目をベタピンにつけた6番でバーディ先行。8番ではピン左4.5mを決めて、一時は首位に2打差に迫る7アンダーまで伸ばした。

しかし、落とし穴が待っていたのは9番パー4。フェアウェイからの2打目は「完全にダフってしまった」。ボールは失速してグリーン左手前の池につかまり、4オン2パットで痛恨のダブルボギーを叩いた。

夕闇が迫る中、折り返し後の10番、11番とパーを重ね、12番(パー3)では3mのバーディチャンス。すでにサスペンデッドのホーンは鳴り、視界の悪いグリーン上のプレーを明朝に持ち越す選択肢もあったが、「本当は打ちたくなかったんだけど、ホールアウトした方がいいと思って」。ファーストパットを1.5mオーバーさせると、返しも外して今週初の3パットボギー。後味の悪さを残したままクラブハウスへと引き上げた。

「まだ明日があるし、けっこう(第3ラウンドも)残っている。まだまだ上にいける位置だと思うので、気を引き締めていきたい」。首位とは5打差に開いたが、24ホールを残す最終日。まだまだ挽回は可能だ。(バハマ国ナッソー/塚田達也)

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