メガネを外して視界良好? リディア・コーの変貌ぶりが話題に
2015/01/28 12:02
昨季はポイントレースの初代女王に輝き、100万ドルのボーナスを手にするなど輝かしいルーキーイヤーを過ごしたリディア・コー(ニュージーランド)が、28日(水)に開幕する「コーツゴルフ選手権 by R+L Carriers」で2年目のシーズンインを迎える。
コーといえば、女子ゴルフではあまり見かけない黒縁メガネがトレードマークだったが、今年は大きくイメージチェンジ。メガネを外してコンタクトレンズに変え、どこか大人びた雰囲気に一変した。
「メガネはどうしたんだい?」。当然ながら、会見場に現れたコーに質問が飛ぶ。
「メガネがしっくりきていたから4、5年使っていたけれど、霧雨が降るとレンズを拭かないといけないし、ずっと外したいと思っていたの。それがなくなったのが一番良かったし、視界が広がった感じがするわ」。
「今までずっとメガネをしていたから、実際にいろいろな人に驚かれるの」とコー。今週、メガネを外してから初めて帯同キャディと顔を合わせたときに、「最初、私だと分からなかったみたい」。こんなエピソードも、その大きな変貌を物語っているといえるだろう。
会見後にはドライビングレンジに足を運び、師事するデビッド・レッドベター氏と入念にスイングチェック。コーは昨年3月から、同氏が主宰するアカデミー近郊のフロリダ州オーランドに拠点を置き、充実したゴルフ環境の中でトッププレーヤーへの階段を駆け上がってきた。談笑しながら続く指導風景からは、2人の強い信頼関係が伝わってくる。
メジャー初タイトル、初の世界ランク1位、賞金女王など、さらなる飛躍への可能性を秘めた17歳。視界良好。今の彼女にピッタリの言葉だ。(フロリダ州オカラ/塚田達也)