今年の「全英リコー女子」は日本人11選手が出場
7月10日(木)に英国ロイヤルバークデールGCで開幕する今年の「全英リコー女子オープン」。日本ツアーでの賞金ランキングによるエントリーの締め切りが過ぎ、出場選手が確定した。
「中京テレビ・ブリヂストンレディス」終了時点の日本ツアー賞金ランキング上位選手に与えられた本戦出場権は、アン・ソンジュ(韓国)、成田美寿々、O.サタヤ(タイ)、原江里菜、渡邉彩香の5名。ランキング1位のイ・ボミ(韓国)が出場辞退したため同6位の渡邉が繰り上がった。
また、昨年大会で7位に入った佐伯三貴、比嘉真美子、昨年の国内賞金女王・森田理香子、昨年の最終戦「ツアーチャンピオンシップ リコーカップ」を制した大山志保の4選手は出場資格を確保済み。さらに、宮里藍、宮里美香、上原彩子、野村敏京の4選手も米ツアーですでに出場資格を得ている。
■ 森田理香子 2年連続2回目の出場
「(全英の印象は)どこに打ったらいいかわからないという情報をもらっていたんですけど、本当に最初はわからなかった。キャディと相談していく中で、戦略を練った。日本には無いようなコース。ダブルグリーン、ホールが交差するなど、普段目にしないもの、経験のない風の中で大変な思いをした。今年はまた違った経験や、吸収できたらいい。成績どうこうではなく、自分の課題ができれば」
■ 成田美寿々 初出場
「開幕当初から目標にしていたので、うれしい気持ちでいっぱい。シーズンの前半戦で賞金ランキング上位5人に入らないといけないと思って前半戦に臨み、グリーンが硬くて、アプローチを磨けば上位争いはできると思っていました。きっと全英でもアプローチが試されると思うので、そういう意味では想定して練習をしていたのかも。出場するからには優勝争いをしたい。最低限15位以内を目指したい」
■ 渡邉彩香 初出場
「自分では(出場を)決められなかったので良かった。メジャーにチャレンジしたいという気持ちもあり、『アクサレディス』で優勝し、いい位置にいけたので自信になった。昨年は(同期の)比嘉真美子が行って楽しかったと言っていたので、自分もとは思っていました。初めてなので、まずはしっかり予選を通過して、決勝でのピンポジションやセッティングの中でプレーしたい」