2014年 クラフトナビスコ選手権

67位の宮里藍はキャディ変更を決断 2年ぶりの国内メジャー出場へ

2014/04/07 10:41
下位低迷もあくまで前向きに、宮里藍はキャディ変更を決断した

女子ゴルフの今季メジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」の最終日、8オーバー70位で出た宮里藍は2バーディ4ボギー1ダブルボギーの「76」で回り、通算12オーバー67位タイで10年連続10回目の出場だった大会を終えた。

予選落ちとなった2010年を除く過去9回で、09年の69位の次に悪い成績に終わった。それでも「フィーリングは良くなってきたので、今後が楽しみです」と収穫を強調し、宮里に落ち込んだ様子はない。

今大会を終えて1つの決断をしていた。ここまで今季開幕戦から5戦でキャディを依頼してきたケビン・フルウェリン氏とは、この大会を最後にコンビを解消する。再来週にハワイで開催される次戦「LPGA ロッテ選手権」以降のキャディには、2006年「全英女子オープン」でコンビを組んだことがある女性キャディ、ターニャ・パターソン氏に打診中だという。

新キャディと挑むことになる次戦の開催コース、コオリナGCは、2012年大会で優勝を果たし、昨年も6位に入るなど相性の良い大会。「芝質や風が地元の沖縄に似たところもある」と、低迷している今季序盤戦の仕切り直しを期している。

また、5月8日(木)に開幕する日本ツアーのメジャー第1戦「ワールドレディス選手権サロンパスカップ」への出場も明らかにした。同大会に出場するのは2年ぶり。「今は結果よりもプロセスが大事。徐々にショットも良くなっているので日本でのプレーを楽しみにしています」と、帰国までの復調を意気込んだ。(カリフォルニア州ランチョミラージュ/本橋英治)

2014年 クラフトナビスコ選手権