宮里藍は好印象、有村智恵はモヤモヤ?…メジャー直前の一戦へ
2014/03/27 10:42
28日(木)に開幕する米国女子ツアー「キアクラシック」の大会前日。宮里藍、上原彩子、有村智恵、野村敏京の日本勢4選手はプロアマ戦などで最終調整を行った。
宮里藍はプロアマ戦に出場し、「去年は結構フェアウエイの芝が剥げている所があったり、グリーンも固かったりして、難しいコンディションだったんですけど、今年は芝の状態もいいですし、グリーンの状態も良い」と、24位に終わった昨年大会よりもコースに好印象。次週には今季のメジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」が控えているが、「1つ1つの試合を切り離して考えているので、来週は来週」と、目の前に戦いへの集中を強調した。
この日、プロアマ戦には上原彩子と有村智恵も出場。上原は「芝がポアナ(芝)なので、グリーンがポイントになると思います。池がきいているホールもありますし、そういう意味でもショットの精度も必要になってくると思う」と冷静にコースを分析した。
一方の有村は「とにかく、自分の中にある“モヤモヤ”を少しでも早く取り除きたい」と、自身のゴルフに集中している。「ここ数年ゴルフをしていて、その中でごまかしてごまかしてっていう風にやってきたんですけど、このまま続けても上には行けないので、色んなことにチャレンジしてっていう感じなので、少し時間は掛かるかもしれないですけど…」。試合を続ける中で、感触を取り戻す考えだ。
また、この日は練習のみで終えた野村敏京も「調子は悪くもないですし、良くもないし、まあまあですかね」と淡々とコンディションを整え、開幕に備えた。