28位タイの宮里美香「私の中ではベスト」
2013/06/28 10:44
今季は「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」で4位タイ、そして先週の「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」で単独3位と調子を上げてメジャー第3戦の「全米女子オープン」を迎えた宮里美香。我慢比べのメジャー大会で上位進出が目立つ宮里が、イーブンパーの28位タイと今大会も日本勢最上位で初日を終えた。
1番でティショットをバンカーに入れ、2打目もバンカーとボギースタートになった宮里は、続く2番も2打目がグリーンをオーバーしピンチを迎えた。しかし「大きいクラブでハーフショットを狙ったのが、キャリーで奥に行ってしまって。難しいアプローチが残ったんですけど、本当にあれは完璧というほどのショットだったと思います」と、ナイスパーセーブで悪い流れを断ち切った。
すると続く3番パー3ではティショットがカップインするかと思えるほどのショットでバーディを奪い、4番もフェアウェイから残り80ヤードをピン1メートルにぴたりとつけて連続バーディ。中盤はパーセーブを繰り返し、我慢のゴルフを続けた。
「私、本当に我慢したと思います。4番以降、なかなかバーディチャンスがなく・・・」。しかし1アンダーで迎えた終盤の16番で「思ったところに、しっかり打ち切れなかったですね」と、パーパットを外してしまいボギーとなった。
初日のイーブンパーというスコアに「全米女子はイーブンでもすごくいいと思います。アンダーで回れたら最高ですけど、イーブンがベストだと思います。私の中では」とスコアの面では納得。アンジュレーションの厳しいグリーンに対し、2ボギーで耐え抜いた宮里は「とりあえずグリーン周りですね」と、アプローチの精度を磨き2日目に挑む。