2013年 ピュアシルク バハマ LPGAクラシック

コース不良のバハマ 第1ラウンドは12ホールに短縮

2013/05/24 11:58
大会は競技成立となる36ホールの消化を目指し、苦肉の策をとることに。

大会開幕前の豪雨の影響を受け、コースが水浸しになっていたバハマのジ・オーシャンクラブGCで行われる米国女子ツアー「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」が、異例の変則ラウンドで開催される運びとなった。

第1ラウンドは中止として54ホールの短縮競技となることが決まっていたが、ツアーは23日(木)、選手たちに続報を説明。24日(金)はコースレイアウトを変更し、18ホールのうち12ホールを使用。コースの回復具合を見て、プレーするホールを増やしていくが、競技成立となる36ホールの消化を3日間で目指こととなった。

マイケル・ワンLPGAコミッショナーは「こういう自体になった時は、全員がひとつになって決断しなくては。この決定を気に入らない選手もいるだろうが、フェアな条件のはず。どんな代替案よりも優れていると思う。全選手が3日間、同じホールをプレーできるのだから」とコメント。この日は水没しているコース上で魚釣りをしていたステーシー・ルイスも「その日の終わりには全員が同じホール、同じコースをプレーして、スコアが作られるはず。これもゴルフトーナメント」と気丈に話した。

1963年以降、同ツアーで36ホール競技となったのは過去に15回。また、1ラウンドが18ホールを満たさなかったケースは、豪雨に見舞われた89年の「ケンパー・オープン」で16ホール競技とした例がある。

なお、今大会は予選カットが無くなったが、70位タイまでの選手が賞金を手にする。

2013年 ピュアシルク バハマ LPGAクラシック