2013年 クラフトナビスコ選手権

上原彩子、初メジャーで予選通過「うまくなった」

2013/04/06 11:47
初メジャーで予選突破。マイペースで戦い続ける上原彩子

「クラフトナビスコ選手権」2日目、通算イーブンパーからスタートした上原彩子は、3バーディ3ボギーの「72」、通算イーブンパーの28位タイで2日目を終え、自身初のメジャー挑戦で見事に予選通過を果たした。

「後半から風が吹き出したけど、幸い午後の早い時間のスタートだったのであまり気にならずにプレーできて良かったです」。

この日も1人でのプレーとなった上原。誰もが口にする“フェアウェイキープが大事”という言葉を、安定したティショットで実行した。この日、セミラフに捕まることはあってもラフへ外したのは0回。欧米選手に飛距離で劣っても「(みんな)全然大変そうじゃ無くて、“へー”って思った」と笑い飛ばした。

この日の上原を象徴していたのは8番(パー3)。ピンはグリーン左サイドに切られて、風も左から吹いている。「ピンの左を狙った」という5Uでのショットは、狙い通りピン左の狭いエリアをとらえ「おー、うまくなったぁ」と自画自賛した。

目標としていたメジャーでの予選通過を果たし、決勝ラウンドへと駒を進めた。「流れが大事だと思うので、うまく流れを作りたいです」。リラックスした表情は最後まで変わらなかった。(カリフォルニア州ランチョ・ミラージュ/今岡涼太)

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