米国女子ツアー

今日の大山志保/優勝は狙わず、自分のプレーに集中して戦い抜きたい!

2007/07/01 09:00
粘りのゴルフで1アンダー暫定7位タイにつける大山志保

「全米女子オープン」初挑戦の大山志保が大健闘を続けている。3日目は第2ラウンドの残り17番、18番を午前7時30分から再スタート。この難しい2ホールをパーで切り抜け、第2ラウンドを通算イーブンパーの6位タイで終了した。

その後は、他の選手が第2ラウンドをプレーする間休憩。午後5時8分に第3ラウンドのスタートきった。同じ組には米ツアー賞金女王のロレーナ・オチョア。今年2月にハワイで開催された「フィールズオープン」以来の賞金女王対決となった。

その第3ラウンドは2番で2打目でグリーン手前右サイドに運んだが、アプローチが寄らず、パーパットも外しボギーが先行。しかし続く3番パー3でスーパーショットを披露。「ホールインワンかと思って『来たー!』って思わず飛び上がったら入らなくて・・・。恥ずかしかったので、控えめにガッツポーズをしました」。

このホールでバーディを奪い、8番でもフェアウェイをキープすると、残り100ヤードをアプローチウェッジでピン奥2メートルにつけバーディ。この時点で再びアンダーパーグループに浮上した。そして、11番を終えたところで日没サスペンデッド。通算1アンダーの暫定7位タイで最終日を迎えることになった。

「今日も長い1日でしたが、昼寝をしたので大丈夫です。2時間半寝ました」。外は蒸し暑く、他の選手のラウンドも気になるところだが、しっかりと体を休めることができたようだ。「ここまで来たので、上位で終わりたいです!」優勝を考えるのではなく、集中力をもって、自分のプレーに徹するという。